車庫証明

正しくは自動車保管場所証明書と呼ばれ、車の購入時に自分の名義へ変更するために揃える書類のひとつです。車庫証明がなければ自分の車を買うことはできないので、まずは車庫のある地域を管轄する警察署へ行き手続きを行います。また、引っ越しで住所が変わり、車検証の住所変更をするときも車庫証明が必要になるので注意しましょう。

申請に必要な書類は以下の通りです。

• 自動車保管場所証明申請書
• 保管場所標章交付申請書
• 所在図、配置図
• 自認書または使用承諾書
• 使用の本拠を証明する書類（公共料金の領収書など）

車庫証明申請費に2,100円、保管場所標章代として500円がかかります。

軽自動車の車庫届出

自動車保管場所届出書が正式名称となり、軽自動車を購入するときの必要書類ではなく買った後に行う手続きです。車庫があることを届け出るイメージで、手続きをしなければ車庫法の罰則対象になってしまうため注意が必要です。

申請の際に必要な書類は以下の通りです。

• 自動車保管場所届出書
• 保管場所標章交付申請書
• 所在図、配置図
• 自認書または使用承諾書
• 使用の本拠を証明する書類（車検証のコピーなど）

費用は保管場所標章代の500円がかかります。

自動車保管場所届出が必要となるケース

自動車保管場所届出を提出する対象となる方は以下の通りです。

• 新車・中古車など軽自動車を新しく購入した方
• 軽自動車の車庫を変えた方
• 軽自動車を持ち転入した方

また、書類は車庫のある地域を管轄する警察署へ提出しますが、人により届け出なくてはいけない期限は異なります。軽自動車を買った方はただちに、車庫変更・転入をした方はその日から15日以内と定められているので忘れないようにしましょう。

自動車保管場所届出を提出する際の注意点

警察署の窓口は基本的に平日のみ営業しており、土日祝日・年末年始・夜間は受け付けていません。加えて昼休みは窓口を閉めている場合もあるため、事前に公式サイトで確認してください。スムーズに進められれば10分程度で終わりますが、インターネットからの手続きは現時点で受け付けておらず、管轄の警察署まで行く必要がある点に注意しましょう。