【葬儀・墓地のトラブルQ&A】Q30 契約の内容に含まれるサービス内容

世田谷区砧で子供のいないご夫婦、おひとり様の遺言書作成、シニア世代の将来設計、終活・相続支援・成年後見制度に詳しい行政書士セキュリティコンサルタントの長谷川憲司です。
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【Q30】一般に「葬儀一式料金」と表示されるようですが、これは葬儀にかかる費用のすべてを意味するのでしょうか。

【POINT】
① 葬儀契約の一括表示
② 葬儀一式の意味
③ 葬儀に必要な費用の内容

1⃣ 葬儀一式料金とは
① 「葬儀一式料金」についての明確な定義があるわけではありません。通常、消費者は、寺院に支払う費用も含めたすべての費用と考えがちです。
② 一方で、寺院に支払う費用を除いたすべてを指して用いている場合もあります。葬儀社によっては、自社が提供したサービスの費用だけを指している場合もあります。
③ このように、葬儀一式料金といっても、使用する人や場合によってさまざまであるために誤解やトラブルの元となっています。
④ 葬儀を行う場合には、葬儀社に依頼すべきことと、それ以外のことがあります。すべて葬儀社に任せていれば済むというものではありません。
⑤ ところが葬儀は日常の買い物と違い、日々繰り返して経験を積むわけにはいかないので、ほとんど基礎知識のないまま実施しなければなりません。これがトラブルの元となります。

2⃣ 「葬儀一式料金」という用語
① 葬儀一式料金とは、当該葬儀社がこの葬儀契約で提供するサービス全体の料金を意味する用語として使用されていることが多いようです。
② さらに互助会や生前契約などの契約では、葬儀の実施に必要なサービスの一部しか含まれていないケースもあります。セレモニーホールでの葬儀の計画なのに、ホール使用料は別などです。
③ 葬儀一式料金と聞くと、利用する側は「葬儀に必要なことすべて含まれている」と誤解してしまうことが多いので、後に予想していなかった追加料金がかかることを聞かされるなど、トラブルの元になっています。

3⃣ 葬儀に係る費用
① 葬儀を行う場合にどのような費用がかかるのでしょう。葬儀を行う場合の費用については、大きく3つに分類できます。
② 第1に葬儀社に提供してもらうサービスの費用として葬儀社に支払う費用、第2にその他の事業者に支払う費用、第3に寺院に支払う費用です。
③ 葬儀社に支払う費用としては、病院から自宅への遺体搬送費用、ドライアイス・棺・骨壺・枕飾りなどの費用、セレモニーホールや祭壇の利用料、葬式のための事務用品や受付などの人件費、遺影の作成費などです。
④ それ以外の事業者に支払う費用としては、自宅で通夜をする場合の軽食代(通夜ぶるまい)、仕出し料理業者、生花業者、ハイヤー、火葬費用などです。
⑤ 寺院関係とは、戒名の費用やお経をあげてもらう場合のお布施などです。

4⃣ まとめ
① 以上からもわかるように、葬儀一式料金とは、葬儀に必要なすべての費用が含まれているわけではありません。少なくとも、飲食接待費用、寺院へのお布施などは含まれていないことが通常です。
② さらには、火葬場の費用、ハイヤーやタクシー、生花代なども含まれていない葬儀社が多いのではないでしょうか。
③ 一般的な比較はあまり意味がなく、「その契約には、どの範囲のものが含まれているのか」を検討するのでなければ意味がないような気がします。